とものポケモン日記

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剣盾まとめ

おひさしぶりです。ともです。

今回はいよいよ、8世代も終わりということで、最後に剣盾での取り組みを振り返ってみようということで一つ記事としてまとめようと思いました。

ほぼ、自分のためのメモ書きみたいな感じなので、読み物としての価値は薄いかと思いますが、参考程度に読んでいただければ幸いです。(基本的にSDのスクショメイン)

本来ならば年1でまとめていたその年の自分のなかの結論構築紹介も8世代ではなかなか時間が取れず、できていなかったので、今回の記事ではそこらへんもまとめたいと思います。

 

【主要な結果】

INC2020 Feb 3位

日本一決定戦14位

 

 

 

 

 

剣盾初期~INC Feb

剣盾初期、まだサンパワー巨大リザが解禁されていないとき、世間ではサンパワーリザエルフが流行していた。このときのサンパワーリザエルフの構築を基盤にキョダイゴクエンの効果に目をつけて、使用した。サンパワーでなくてもリザードンの火力については特に気にならなく、ダイマ+ゴクエンのスリップダメージで荒らした盤面をスイープ能力の高い後続が掃除するというわかりやすいコンセプトで強かった。ゴチルゼルの枠はキッスなどいろいろ試したが、トリルに対する抑止力として一番強かったゴチルゼルで落ち着いた。起源主張するほどではないが、当時巨大リザを使うプレイヤーはほぼ存在せず、かなり早い段階で、この技の存在に注目して活用することができていたと自分では思う。

 

ましゅオフで使用。全勝優勝した。詳しくは以前書いたドーミラーの記事で説明しています。エルフ+アタッカーの並びが分かりやすく強かったのでそこから構築を組み、トリルに対して強くできるようにカビゴンダイマルートを採用した。その中で自分からトリルできるようにトリル枠としてネタでドーミラーを採用した。結果、動かしてみてわかったことはトリル選出に対してこちらがトリルカビゴンを合わせなくても、ドーミラーを選出してスピードスワップを味方に押すだけでこちらのメインアタッカーが上から行動することができること。つまり、スピードスワップという技のおかげでドーミラーはすべてのアタッカーをトリルアタッカーに変貌させるという最強のトリルキラーなのでした。これが僕とドーミラーとの出会いです。

 

  • 限界トリル

ドーミラーの件で、トリル強くね?となって作った構築。

ダイマックスをトリルで生かそう!

ヤミラミ+デスカーンでほぼ確実にトリルを使うことが可能に!

トドンがきついな…

⇒最遅鉄球バイバニラが最遅トドン-1になることが判明!

どうせなら、トリル下でリザ暴れさせたら強くね??

⇒アンクルリザ!

と、詰め込みたいものを詰め込みたいだけ加えた。

結果、とてもよわかった。

 

  • バンドリ

ちゃんはのオフで使用。予選抜けトナメ1落ち。

当時流行していた普通のバンドリ構築に無理矢理ドーミラーをねじ込んだ。かなり自然な形でトリルバンギを立てられるのもよかったし、スピードスワップで本来無理なS関係をひっくり返せるのもよかった。ウインディが味方の攻撃あげれたら強くね?というネタでとおぼえを採用したが記憶に残る限りこのボタンを押したことは一度もなかった。

 

INC Feb使用構築 (32-8 1846 INC Feb3位)

剣盾シリーズでの俺の最高実績。詳しくは以前の記事にて。

基本選出で相手の初手ダイマへの回答を用意し、バンギとドーミラーの縦の相性を生かしてトリルを展開する。バンギラスもトリル中の威嚇等で止まりにくいように特殊型で採用。メインアタッカーのバンギラスが苦手なローブシントゲキッスニンフィアで処理する。トリルが成功したあと、盤面にキッスが残ってもマジカルシャインで負荷をかけられ、ドーミラーも催眠術で最低限仕事ができるなど、当時環境に対する自分の完全回答でした。今だからこそ言えますが、この構築は自分の剣盾環境での最高傑作です。

 

 

INC April~日本一決定戦まで

INC Feb後、しばらくの間リバティーノートなどを見ながら、いろいろな人の構築を自分なりに使ってみる期間がありました。そのため、この環境の初期(2つのINC)では自分で構築を考えておらず、ここに書くようなものはありません。INC Febの改良版や、キヌガワさんの鉄壁ボディプレナットなどを使ってました。

 

  • はたけ魔闘スタン

日本一決定戦にむけて、そろそろ真剣に取り組み始めるかと思ったときに、当時流行していた天地魔闘スタンの並びでINC Febのドーミラー構築の動きができるのでは?と気づいたのがきっかけ。バンギキッスの並びからバンギを即サマヨに引き、キッスまもる。次のターンに指トリルしてバンギを着地させる。威嚇がつらいが、うっぷんばらしという技を手に入れたので物理で採用。基本選出はバンギ、キッス、サマヨが確定で残りをコータスとゴリランダ―から刺さっているほうを選出する。バナは飾り。(俺の構築の特徴だが、結構な割合で構築に見せポケがいる。)

どこかのシーズンの最終2桁取った気がする。ちなみに構築名は考察窓のメンバーが同じ並びの構築(中身全然違う)を使っていたことから転じて。

 

 

日本一決定戦にむけて

  • はたけ魔闘スタン(日本一決定戦に向けて)

上の構築から、ルールの変更により各種キョダイマックスが使用できるようになった。

キョダイマックスを手に入れたが特に強さに変わりはなく、強いて強くなった部分を挙げると、当時バナコーが猛威を振るっていたので、その並びを意識した選出誘導がさらにやりやすくなったことくらい。日本一決定大会への構築として候補ではあったが、ばれてしまうとかなりわかりやすい構築であったため、使用を中断した。

 

  • イエブリバレル

相変わらず、決まれば勝ちに直結するギミックを考えていたときのこと…

イエブリは強いけど、初手からバクアなどを受けてしまいがち。でもクリアスモッグで弱点保険を起動すると、能力リセットから弱点保険が発動する。これを知った自分はこのギミックを使えないかといろいろ考えることにした。イエッサン♀とモロバレルの二体の指粉要員をつかい、エースを通していく動きは強そうな気がした。実際回してみると、バクアの蓄積ダメージとモロバレルクリアスモッグのダメージが馬鹿にならず、基本的にダイマ切ったタイミングでブリムオンの体力が半分以上削れており、そのまま押し切られることが多かった。また、基本的にダイマをブリムオンに切る関係上、最後の1体に試合を決めきるだけのパワーが必要であり、それだけの力をトリル中およびトリル終了後にともに、持ち続けるメガクチートのようなポケモンはこの環境いなかったので構築が完成しなかった。

 

日本一決定戦使用構築(1558 14位)

詳しくは構築記事書いているのでそちらを参考に。

上のイエブリから構築に2体指粉枠を採用することで、選出に安定してサポート要員を組み込めることに気づいた。基本的なバンドリのスタンの形を採用しながら、その実ダイマドラパを軸にして最後に抜き返す構築である。今までの自分の構築の中で、一番使用難度が高い構築だった。適当に使うとすぐ負けるのでめっちゃ練習した。

 

冠解禁後~(全国ダブル)

  • いつものトリパ

冠環境解禁後1発目の構築。てるチャレチーム戦でつかって1-2ドロップ

今までのサマヨバンギのトリルに加えて、夢特性のボルトとウーラオスでのビートダウンをできるようにした。構築の考察段階での時間が足りず、トリル選出した際の残り1体の兼ね合いが悪く、トリルターンにバンギをうまく維持し続けないと、トリル残り22ターンでウーラやエレキを出すことになり、負けにつながることが多かった。特に、バンギの砂でウーラの襷が割れること、トリル中のウーラがサイコフィールドでふいうちを押せないことなど、とても兼ね合いが悪かった。

 

  • はたけ魔闘 改

冠環境前のはたけ魔闘スタンの弱点であった、バンギラスが威嚇で攻撃力を下げられる点や、天候をすなあらしに変えることで、コータスの火力が下がる点をレジロックをつかうことで解決した。(厳密にはダイロックで天候を変えるので解決にはなってない。)基本的な動かし方は以前のはたけ魔闘と同じ。結構強くて好きだった。

 

上5体でトリルが無理だから、あと一体でトリルどうにかできたら強いな…

ドーミラーさん!?

てなわけで、トリル対策でドーミラーを突っ込んだだけのスタン系構築。トリルについては自分からする必要はなくされてもスピスワで返すので、ドーミラー自体にトリルは入れていない。攻撃技はじならしでもよかったが、自分が催眠術を使用する都合上、フィールドを破壊できるほうがいいと思いアイアンローラーを採用したが、多分地ならしでいい。ちなみに、スピスワでドーミラーのSを与えたポケモンにレジエレキがエレキボールを打つことで強制的に最大威力を出すことが出来るという小技もある。

 

エレキランドの対面性能の高さを生かして詰めていく。基本的にグロスを出せてダイマを切れるタイミングではグロスで詰めていく。このグロスは実は2012の全国で風流さんが使用していた調整の個体をBWからそのまま連れてきたが、そのままでも十分環境に適応できた。この構築は相手のウーラとレヒレを対面させることを目指し、グロスを通せる盤面を作ることが目標。

 

  • ガチトリル(PJCS2021本戦ネット大会で使用)

当時レシピで見つけたトリル構築を自分が使えるように改良した。ブリザポスの確定圏内までサイクルで押し込み、期を見計らってブリザポスで全抜きを狙う。

あまりサイクル構築を使った経験がなく、後手に出る構築を使うことがそもそも苦手なのもあり、使いこなせなかった。多分この大会に関しては適当なドーミラー構築を持って行ったほうが、まだ勝てた気がする。

 

メタグロスダイマが強いから、トリルグロスの弱点保険ギミックをメインに据えて組んでみようと思った。ついでだったのでドーミラーも組み込んだ。一応ドーミラーにすることで後出しで出てきてダイマしてくるブリザポスについてはスピードスワップと合わせて倒すことが出来た。

 

  • はたけ構築

従来のはたけ魔闘の動きを残しながら、複数体の中速アタッカーを採用することでスイッチトリル的な動きもできるようになった。またこの構築ではスカーフフシギバナを採用することで、どうしても無理なマッチアップに対しては初手ねむり粉から入ってイエッサンのワイドフォースなどでビートダウンを狙っていく動きもできるようになった。

スカーフフシギバナは思わぬ速さから奇襲を仕掛けられるスカーフとしての従来の使い方ができると共に、自らダイマックスでキョダイベンタツをうつことでダイマの3ターンの間で相手をその体力に押し込むこともできるといった面白い動きができる。

のちに紹介するGSの構築でも使うスカーフフシギバナとの出会いはこの構築であり、これを教えてくれた彼には感謝しかない。

 

 

  • バトルレジェンドルール

てるチャレチーム戦(予選個人5-2 決勝トナメ0-1)

Bo3ということもあり、自分が一番得意とする『意図しないところからのトリル』を軸とした構築を使おうというところからスタート。当時有名だった『やなぎパ』の形からポリ2を黒バドに、カイオーガツンデツンデに変更。基本的な動きは黒バドとフシギバナを初手に並べてねむり粉とトリルを押す。基本的にバナへのヘイトが高いのでバナが初手で取られやすく、きれいに退場させたあとツンデでダイマを切って暴れる。バナが生き残り相手のメインアタッカーを眠らせられた場合や、相手の追い風などとかち合った場合はバナにダイマを切り、ダイアシッド+アストラルビットで押していくことも可能。一方でトルネ、イエッサン、黒バドを使って追い風から展開するルートもあり、いろいろな出し方ができるのは使っていてもかなり楽しかった。この環境からトリル前提の黒バドを使うことはかなり好きでした。

 

このルール全く真面目に取り組んでいないせいで、自分で作ったおよび使ったといえる構築がこれくらいしかなかった。某トリプル系YouTuberの動画で見た脱出パックギミックを使いたくて作った。決まると気持ちいい以外の言葉がなかったです。

 

 

GSダブル

  • ザシオーガエレキ

GSルール開始後一番初めに作った構築。ベースはVGC2019のJames Baek構築。

ダイマエレキで盤面荒らしてザシアンとスカーフオーガで掃除するのがコンセプト。黎明期は強かったが環境が徐々に固まり始めるとエレキダイマで取れないポケモンが増え、エレキ自体の耐久のなさやトドンに対する打点のなさなどいろいろな問題が浮き彫りになり、使うことをやめた。

 

  • 限界水パ

SDで当たった強そうな構築をほぼパクった。エルフーンで相手をみて追い風するかトリルするかを決め、オーガの潮吹きと、ノラゴンのハチマキエラガミで負荷をかけていく。トドンに対しては申し訳程度のエルフのエナボで対抗する。理論上超高打点を押し付け続けるのは強かったが、グラや、そもそも水に対する耐性をもつポケモンダイマディアルガなど)に弱く、安定しなかった。あと、トドンに弱すぎてトドン入り相手にはどうにもならなかった。

 

INC Feb 使用

いつぞやの全国ダブルでも起こった上5体強いけどトリルやばくね?

⇒そうだドーミラー使おう!

によって生み出された愚物。ドーミラーに取りつかれた男の末路。

基本的にはトルネオーガで火力を押し付けながら、サンダーにダイマを切ってザシアンで詰める。トリパにはドーミラーをいい感じで当ててうまく立ち回る。とはいえ、サンダーの刺さりが悪い相手に対しては火力が低く、殴り負けることが多かったのでもう少しパワーが必要だと感じた。

 

INC March April使用

上の構築ではダイマを切る対象が基本的にサンダーしかおらず、攻め方が単調になりやすかった。そこで、威嚇枠を維持しながら別のダイジェットアタッカーとしてランドロスを採用した。どちらの構築でもいえることだが、勝てるマッチアップではとことん強いが、ロンゲ系統など、トルネが苦手とする相手に対しての勝率が安定せず問題も多い構築だった。トリルに対してもドーミラーでまくることを試みていたが、オーガがチョッキの耐久型ではないため、ダイマックスしても押し切られてしまうことも多かった。

 

しずくオフで使用。予選抜け Best8

サンダーの枠にスカーフフシギバナを採用した構築。これまで多くのマッチアップでオーガの耐久が足りなく負けていたので、耐久型のオーガを採用。またバナを採用することで構築単位で問題だったトリトドンの処理速度を大幅に上げることが出来た。また、ヌケニン系統に対してキョダイベンタツヌケニンを処理するといった芸当も可能になった。最悪出し負けても眠り粉でなんとかすることもできる。基本選出はトルネオーガランドザシアン。トリルに対しては表オーガザシアン裏ドーミラー@1。リンヤSUNなど晴れ系統に対してはフシギバナを使って詰めていく。

 

  • 黒バドオーガ

うえすとオフ使用構築(準優勝)

PJCSのねくさすさんの構築に魅力を感じ、眼鏡オーガを通す構築を使いたいと思ったことがスタート。バトルレジェンドルールのときもあった『意図しないところからのトリル』をメインに据え、初手から黒バドのトリルを通す動きを徹底した。基本的に初手はバナ黒バドを並べ、黒バドを倒してきそうなポケモンに粉+トリルを押す。バトルレジェンドと同じく、眠り粉を使えるバナはヘイトを集めるポケモンであり、狙われやすいため、かなりの確率でトリルは成功する。眠り粉は正直当たらなくてもいい75%で初手の行動に保険をかけているくらいの感覚で押していた。バナではトリルが難しそうな相手(エレキ黒バド)などに対しては猫要員の2体を選出することもあるが、基本的には猫要員の2体は見せポケとしての役目が強い。トリルさえできてしまえばオーガの潮吹きでゲームを決めにいく。ここまででまだダイマ権を使用していないため、トリル中に決めきれる火力要員(前回のツンデ枠)を探したところ、クリアボディで威嚇につよいメタグロスがヒットした。今回のオーガを通すコンセプトの最大の敵はトリトドンであり、構築段階でフシギバナとゴリランダ―でトドンの選出を抑制させているが、いざ選出された際にできる限りはやく処理する必要がある。一見メタグロスではトドンの処理に時間がかかると思われがちだが、勇敢で採用していることにより、C無振り無補正の珠ダイソウゲン(草結びベース)で補正なしHDトリトドンまでは確定で処理できる。

より多くの構築相手にイージーWINを狙えるようになった。

うえすとオフ当日は予選Bo1は勝てるだろうと思っていたが決勝トナメBo3は厳しいだろうと考えていたが、思った以上にメインギミックの動きの通りがよく、1戦目をメインギミックで取ったあと、2戦目以降パワーをおとしたサブの選出をするかメインの選出を無理矢理通すかの2択を迫れるため、Bo3でもそれなりに戦える構築であることがわかった。

 

 

【総括】

XYのメガ進化、SMのZ技以上に、ダイマックスというシステムと向き合う3年間でした。ルールを重ねて使えるポケモンのパワーが上がることによってもダイマックスの重要性や詰筋なども難しくなり、序盤の貯金だけで、交換の環境を勝ち抜くのは難しかった印象があります。この反省を踏まえて、SVでは、今までより時間が限られた中で勝つために何ができるか考えてプレイしていきたいです。